不動産は駅に近いに越したことはございません。
「駅から近く、買物に便利なのに環境もすこぶる良い。その上、理想とする間取が取れる広さと建ぺい率・容積率を兼ね備え、前の道路もゆとりがあり、なにより価格が手ごろ。」という物件が当然ベストとは思いますが、そのような土地はそう簡単には出ないことは皆様もご存知の通りでございます。
価格であったり、道路であったり、環境であったり、何か一つは欠けているものです。
何を重要視(順位付け)するかは人それぞれとは思います。
今回は駅からの距離にこだわる人の為の、土地2物件をご紹介させて頂きます。
①太子堂2丁目の売り地
価格:5,380万円
田園都市線「三軒茶屋」駅徒歩5分
<所在地図>

駅から5分の表示ですが、実際に歩いた感じではもっと遠く感じました。
私が現在、駅からかなり近いところ(但し、環境は最悪)に住んでいるので、駅距離の感覚が麻痺しているのかもしれません。
敷地面積は実測で67.62㎡ですが、セットバックが3.83㎡あるので、有効面積は63.79㎡(19.29坪)になります。
太子堂というエリアは三軒茶屋周辺でも一番道が入り組んでいる所であり、土地の売買にはセットバックが付き物となっています。
<地型図>

用途地域は、近隣商業と第1種住居地域にまたがっています。
よって、建ぺい率80%/60%、容積率240%/160%となっています。
第2種高度地区 防火/準防火地域
<現況写真>

道路は北側幅員約2.4mの私道となっています。
246から一本入ったところに物件はあるのですが、それほど距離がないので、音の影響はある程度はあると思います。(特に深夜は)
空気もちょっと悪そうです。
<前面道路>

有効宅地で換算すると、1坪あたり278万円となります。
前の道路が弱いのに、強気なのは、やはり駅から近いという希少性からでしょうか。
②太子堂4丁目の売り地
価格:7,280万円
田園都市線「三軒茶屋」駅徒歩4分
<所在地図>

ここで注意しなければならないのは、図面等に記載されている駅距離は、駅の出口を出たところからの距離を表示しているということです。
決して改札からの距離ではありません。
そう考えれば、この物件の駅4分は確かに妥当なものとおもいますが、こちら側は改札から一番遠い出口を基点としているので、実際に電車に乗るまでの時間は、前の物件とそう変わらないと思います。
有効敷地面積は93.91㎡(28.40坪)となっていますが、この面積にはセットバックの面積(1.48㎡)は含まれていません。
<地型図>

用途地域は第1種住居地域で、建ぺい率60%、容積率160%となっています。
けっこうなボリュームの上物が建ちそうです。
ちなみに、45m第2種高度地区、準防火地域であります。
<建物参考プラン>

現況は更地なので、すぐに工事に取り掛かることができます。
北側の道路は公道で、セットバックした後では幅員4mになります。
<現況写真>

立地は、どちらかと言えば閑静な方とは思いますが、落ち着いた住宅街というにはかなり微妙です。
それほど多くはありませんが、前面道路を抜け道として利用する車がちょくちょく通ります。
近所の墓地からはある程度距離があるので、あまり影響を受けることはないでしょう。
<前面道路>

西友や東急ストアーが近いので、便利なこと極まりないと思います。
1坪あたりに換算すると、有効で256万円。
やはり少し高めではありますが、生活利便性を重視する人にとっては魅力的な場所だと思います。
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